國語學懇話會編「みくにことば」第二輯

¥4,950 (税込)

説明

書名:みくにことば 第二輯
編著者:國語學懇話會編
発行日:2018年10月27日
定価:4950円(本体4500円、税450円)
ISBN978-4-908454-23-3

國語學懇話會は昭和四十一年正月に発足した。毎月研究発表会を開き平成三十年六月に第六百三十回になつた。平成二十七年正月に五十年目を記念して五冊目の論文集を出版した。本書はそれに続く六冊目となる。
國語學懇話會として国語学に限らず、国文学、漢文学、国語教育学、国史学の分野にも研究分野を広げ、現在は名古屋市中区錦二丁目の名古屋市短歌会館で毎月第四土曜日の午後に例会を開いてゐる。(「後書」より)

【目次】

〈著者〉

小池保利 東三河の万葉歌について ─引馬野・安礼の崎・二見の道
片山 武 石川依平の「中大兄三山歌考」について
榊原邦彦 落窪物語解釈の問題点  丁
榊原邦彦 枕草子解釈の問題点  たゝさま
榊原邦彦 枕草子「清涼殿のうしとらのすみの」の段の読み  ひか事
榊原邦彦 古梓堂文庫本枕草子の濁点
榊原邦彦 今鏡の「み」
渡辺達郎 赤松氏先祖のこと 覚え書き
榊原邦彦 『尾張名所和哥集』翻刻
恒松 侃 柿衛文庫「歩く詩人ワーズワースと芭蕉展」に寄せて
榊原邦彦 『奥の細道』酒田の宿 続考
榊原邦彦 鳴海蕉門攷
山本浩子 倭訓栞と和訓栞
榊原邦彦 鳴海の歌塚句塚
榊原邦彦 島崎藤村「椰子の實」
渡辺賢治 物語の再話化とメディア ─露伴文学を視座として─
相馬明文 太宰治「噓」からみえる自意識 ─道徳的倫理的側面からの検証─
森 晴彦 小さ子譚の現代的展開 ─少年忍者から魔法少年・魔法少女への系譜─
徳永直彰 村上春樹作品における「辺土表現」
榊原邦彦 漢文『鳴海十二景』
榊原邦彦 桶廻間合戦の地元史料
榊原邦彦 桶廻間合戦百問答
著者紹介
後 書