交通安全随想 交通を通して社会が見えるⅡ ─民度としての交通安全─

¥1,650 (税込)

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説明

タイトル:交通安全随想
     交通を通して社会が見える Ⅱ
     ─民度としての交通安全─
著者:矢橋昇
定価:1650円(本体1500円、税150円)
仕様:四六判・並製本・224ページ
ISBN978-4-908454-24-0

好評につき第2弾発売!
モラルが高いと世界から評価の高い日本人、      
こと交通に関するモラルは何故こうも低いのか─

 年々、交通事故の死者数は減ってきているとはいうものの、毎日の報道で事故の話題が上らない日はない。事故の全てとは言えぬが、その多くは一人ひとりの交通社会におけるワガママや身勝手な振る舞いが招いているのではないだろうか。
 事故を減らすための努力として、取締り強化ももちろん必要だが、日本に暮らす人の「民度・文化・社会性・良識」の視点から交通安全教育の見直しを今一度、学校・企業・地域などで取り組んでみる必要があるのではないかと思う。
 本書は、交通安全情報誌「AAKK」に連載した随想のうち、2010年から2018年の間に掲載された小文を71話抜粋し、一部加筆修正のうえ再録した随想集。
 交通事故の防止や交通社会の改善につながる一助手となる1冊です。

<目次>
 まえがき
 人目
 文化
 名古屋走り
 規則を守れる環境を作り上げよう
 ちょっとの我慢
 花祭り
 権利と義務
 歩車共存という考え方
 改めてルールの徹底を訴える
 乗せてもらう者のマナー       
 モラルとマナー
 マナーの心
「出過ぎる」と「出し過ぎる」
 車室は私室?
 規則を守ると危険?
 運転のTPO
 識字率
 高齢運転者の矜持
 事故防止の秘策
 せめて会釈を
『交通マナー授業』という試み           
 コンプライアンス
 流れに乗るということ
 悪質な違反?
 交通安全講習会
 規則の理由
 桃栗三年6
 マナーの呼びかけ
 交通安全は誰の為?
 もてなし
 公共の場所
 ヒヤリ・ハット
 エコノミック・アニマル
 足るを知る
 高齢者交通事故の背景
 子どもじみた大人の愚行
 日本人とモラル
 継続を確かな進歩に!
 決意
 仕事だからこそ
 江戸しぐさ
 新緑
 上手な運転
 規則違反を恥じる気持ち
 再度、「マナーの心」を考える
 七十からでは遅すぎる
 国民の祝日
 空襲警報発令!
 事故の遠因
 運転管理という仕事
 公共マナーを育む教育
 マナーの伝承
 高齢者事故に思う
 公民教育の充実を望む
 通学路事故の背景
 大人の嗜み
 原点に返って、見直そう
 子どもたちの未来の為に
 雨の日は、雨なりに
 追い越し無用!
 基本を大切に
 スポーツの秋に思う
 ベルト着用率が物語るもの
 高速道路事故の温床
 高齢社会を生きる
 そのひと言をなぜ言えぬ?
 避譲
 挨拶運動
 危険平気症
 忖度
 あおり運転
 索 引