説明
末期のガンに侵された康子。
治療はせず、自ら命を絶つことを選択する。
その場所に選んだのが北米アラスカの地。
静かに人生の幕を下ろすはずが、
想像もしない展開となる──。
官能小説に民俗文化が交叉する。
目 次
第一章 出会い
1 先生の生い立ちと幼少時代
2 康子の生い立ち
3 先生との出会い
4 キララの殿との出会い
第二章 先生との結びつきNGOとインド
1 ヒンズー教
2 カースト
3 タージ・マハル
4 インドの環境問題
5 トイレ
6 インドの文化的環境
7 1+1=2
第三章 病気発症
第四章 お別れ 日本脱出
第五章 パラダイスの世界 黒と白
第六章 お迎え 再会
あとがき
著者 田川 清(たがわ きよし)
書名 アラスカに散った女
サイズ 四六判・並製本・78頁
定価 1100円(本体1000円、税100円)
ISBN978-4-88519-407-8
著者略歴
1936年6月29日生まれ。
現在、名古屋市在住。歯科医師。医学博士。
著作『天衣無縫 我が人生 ─キララの殿のユネスコライフ』中日出版社、2008年。